脱力した人の日々。

新書などの読書日記(書評)と教育に関するニュースのクリップを中心に。脱力系ブログ。

教育ニュースCLIP 【11月28日付】

本当に続くかどうか不安なこの企画も2回目。3回目が山場だろうが、なるべく続けていきたいものです(早くも連載継続に不安)。とはいえ、1週間ぐらいTwitterとかを観測していると興味深い記事が出てきて考えさせられます。日々勉強。

 

━━━ 今回の注目記事

注目記事は2つ。まずは1つ目。自分の教え子も奨学金で大学(大学院)に通っている子も多いので、その負担については気になるところ。少なくとも「自己責任」で片付けていい問題ではないはず。段々『貧困大国アメリカ』に書かれていた状況が日本にも押し寄せているような印象。

■脱・貧困のための進学が… 授業料高騰、重い奨学金返済 - 朝日新聞

http://www.asahi.com/articles/ASGCS64WPGCSUTIL01V.html

 

注目記事のもう1つは、親や先生といった子どもに接する立場の大人への強烈なメッセージ。子どもに苦しいことを与えて、「苦しいことをすると得るものがある」と教えても、結局「苦しいことをもうしなくていい」というところへしか行き着かないのか。

■はじめて逆上がりが出来た女の子:成功後の一言が指導者を撃ち抜く - なわとび1本で何でもできるのだ

http://shoichikasuo.hatenablog.com/entry/2014/11/22/121010

 

━━━ 気になる教育ニュース

1.小6から中1の間で勉強好きが激減、ベネッセ実態調査 :リセマム

http://resemom.jp/article/2014/11/19/21514.html

2.若年層労働者の7割が「労働上の権利を学校で学びたかった」:リセマム

http://resemom.jp/article/2014/11/20/21538.html

3. 脳死の6歳未満女児から臓器摘出進む:NHKニュース

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141124/t10013443581000.html

4.「幼少期の体罰」は将来の問題行動につながる:実証研究 :Huffpost Japan

http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/22/smacking-children-may-lead-to-bad-behaviour_n_4140309.html

5. 明治大と早稲田大を抜いて近畿大トップ 志願者数で躍進したワケ - SankeiBiz

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/141124/ecd1411241705002-n1.htm

6. 「卒業後は借金地獄!」教育費“親任せ主義”で沈みゆく日本: 日経ビジネスオンライン

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20141121/274161/?n_cid=nbpnbo_nbotw_top

7. 教育2014 愛媛)(格差にあらがう:上)私立高の授業料減免制度 他県並みの補助求める声 - 朝日新聞デジタル

http://www.asahi.com/articles/ASGCP42WTGCPPFIB005.html

8.学習指導要領の改訂 真のポイントは“能力観の転換” (THE PAGE)

http://thepage.jp/detail/20141127-00000001-wordleaf

9.よりどころは自分たちの力でつくる〜宮城県 南三陸町志津川に生まれた学習支援施設 :The Future Times

http://www.thefuturetimes.jp/archive/no06/minamisanriku/

3はあまり「教育」とは関係ないように思えるかもしれませんが、2の「労働上の権利」同様「生命倫理」って実はあまり学校教育で定着させきれていない分野なのかなあと思ったり。移植の話などは大人だけでなく子どもも関わる重要なことなのでどう教えるかはもっと議論されていい。6、7は貧困層の進学問題について。注目記事同様、教育がどんどん沈み込んでいく印象。

 

━━━ ネット上での教育に関する議論、オピニオン

1.「課題解決力、コミュ力」教育で、課題を解決できるようになるのでしょうか? - 竹内研究室の日記

http://d.hatena.ne.jp/Takeuchi-Lab/20141124/1416789889

2.日本の母語教育(国語)はどこかが間違っているかもしれない、という疑問。 - Togetterまとめ

http://togetter.com/li/750473

1は先の「注目記事」の学習指導要領の解説記事と併せ読むと面白い。課題解決とは、「自分が既に持っている知識や経験を基に、ソリューションを生み出すこと」であるはずだけれど、日本ではとかく「コミュニケーション」ガー「プレゼン力」ガーですからね。インプットあってのアウトプットであることを肝に銘じなければなりません。2は、”間違っているかもしれない”というよりも日本語教育は奥深いなあという感想。門外漢ゆえにそれぐらいしか感想を持てないのだとすればご容赦を。